今回は「事業家集団」や「環境」と呼ばれる団体、その名も「事業家集団環境」について徹底的に調べてみました。
結論からいうと、事業家集団環境は2025年現在も活動していて、マルチ商法まがいの勧誘を継続しているようです。
もし勧誘を受けたら注意してほしい、というのが私の率直な感想。
この記事では、実際のメンバー構成ややばいマルチ疑惑の理由、勧誘方法、そして口コミなどを交えながら詳細にお話ししていきます。
「将来の不安を解消したい」「副業で稼ぎたい」という思いにつけこまれないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
事業家集団環境とは?【2025年の最新状況】
まずは事業家集団環境の概要を整理してみましょう。
起業サークルと名乗るも、実態はマルチ商法まがい
- 2022年頃から複数のニュース番組で「悪質なマルチ」として取り上げられた。
- マルチ商法の規制をかいくぐるため、”組織名がはっきりしない”形をとっている。
- 2025年になった今でも活動が続いており、全国的に勧誘が報告されている。
「事業家集団」や「環境」と呼ばれ、実態が曖昧なまま勧誘を行っているため、法律の規制が及びにくいのが現状です。
若い世代を狙った勧誘が目立ち、新社会人などが被害にあいやすいのが問題点。
“師匠”と”弟子”という階層構造
- トップに「カリスマ」と呼ばれる数名がいる。
- トップの下に複数の「師匠」が存在し、それぞれがチームを抱える。
- チーム内に50人ほどの「弟子」がいて、月々15万円分の商品を買うことを義務づけられる。
特に「自己投資」という名目で商品を買わされ、借金を負ってしまうケースもあるそうです。
商品を買わせる仕組みが典型的なマルチ商法的手口と酷似していますが、あくまで”起業サークル”を装い、法的な網をくぐり抜けているようです。
事業家集団環境が怪しいと言われる理由
「本当に悪質なの?」と思う方もいるかもしれません。
ここでは、事業家集団環境がマルチ商法まがいだと批判される主な理由を挙げます。
1. 法規制をすり抜ける勧誘方法
- 組織名や勧誘の目的をあえて明かさず、人脈づくりや仲間探しの場として誘導。
- 「師匠」のお店で毎月15万円分の買い物を強制し、実質的にマルチ商法と変わらない収益構造。
- 通常のマルチ商法であれば義務づけられるクーリングオフ説明などを回避している。
ネズミ講とマルチ商法の違い
- ネズミ講: 金銭のやり取りのみで構成される仕組み。法律で全面禁止。
- マルチ商法(ネットワークビジネス): 商品やサービスを販売する形。法律で認められているが、厳しい規制がある。
事業家集団環境は「商品購入」を前面に出しながらも、実態はネズミ講同然とも言える手口を使っていると指摘されています。
2. 2025年現在も活動が継続
ニュース番組で取り上げられた後、下火になるかと思いきや、未だに大々的に勧誘している形跡があります。
X(旧Twitter)などでも、いまだに事業家集団環境を絶賛する投稿が散見され、メンバーは元気に(?)活動を報告している様子。
3. ワクセルとの関係【嶋村吉洋】
- ワクセル株式会社という会社が、事業家集団環境の“フロント組織”ではないかと言われている。
- 代表取締役は嶋村吉洋、総合プロデューサーは住谷知厚。
- 立ち上げ事業や講演会などの活動内容が、事業家集団環境の勧誘文句と似ている。
- SNS上でも、ワクセルを応援している人が同時に事業家集団環境を肯定的に語っているなど、不自然な連動がある。
こういった不透明な関連性を指摘する声が多く、裏で事業家集団環境を支えているのではないかと疑われているわけです。
勧誘の実態【街コン・マッチングアプリも要警戒】
事業家集団環境では、駅前での声かけや知人を介した紹介に限らず、街コンやマッチングアプリを駆使して人脈を広げていることが確認されています。
勧誘の流れ
- 駅前やイベントで声をかけ、連絡先を交換。
- 飲み会や合コンに招待 → 同じ集団のメンバーと会わせる。
- 「将来の不安を解消するためには起業がベスト!」と話をすすめる。
- “師匠”のもとで学ぶべきだと説得。
- 弟子になると毎月15万円分の商品を買う義務発生…という仕掛け。
転職やシェアハウスの強要
- 土日開催のセミナーに参加させるため、平日休みの仕事から土日休みの仕事に転職を促される。
- 共同生活の名目でシェアハウス(六畳一間に3人!)に入居させ、常に互いを監視させる。
- 外部の人の意見に耳を貸さないよう”洗脳”状態にする。
これらによって、勧誘を断る余裕を奪い、生活の中心を事業家集団環境に染めてしまうわけです。
実際のメンバー体験談【LINE相談・Yahoo!知恵袋の声】
私(ダイスケ)のLINEには、実際に事業家集団環境へ入ってしまった方から相談が寄せられています。
ここでは、ネット上にもあった似た口コミを少し要約しながら紹介します。
一ヶ月前に入会しました。
将来の不安を解消したい、仲間と一緒にビジネスを学べると誘われました。
でも、弟子になった瞬間、紹介者やリーダーからのサポートがほとんどなくなってしまったんです。
3ヶ月はサポートすると言っていたのに…。
セミナーは前日に突然連絡が来るし、都合がつかないと「優先順位が低い」「本気じゃない」と怒られます。
入会前まではみんな優しかったのに、入ってからは放置気味。
さらにNo.2の人の話を聞いたら、女好きで文句ばかり。上に立つ人間としてどうなの?と不信感が募りました。
最後の決め手はネットの口コミ。最初に「ネットの情報は見るな」と言われた意味がよく分かりました。
辞めたいけど、2万円分の商品をすでにもらってしまっていて、後ろめたい気持ちもあります。
どうやって辞めればいいでしょうか?
このような声は少なくありません。
「親切にサポートしてくれる」「仲間ができる」と謳われながら、実際は自己負担が増えるばかり。
しかも辞めづらい空気を作るために、商品を与えて貸しをつくるという狡猾なやり方が見え隠れしています。
メンバーになるとどうなる?毎月15万円+洗脳の危険
事業家集団環境で弟子になると、具体的にどんな生活を強いられるのでしょうか?
毎月15万円の「自己投資」
- 美容や健康商品(シャンプーやサプリ、オーガニック食材など)を”師匠”の店で購入。
- 「将来成功するためには、まず自己投資すべし」と説かれるが、金額は強制的に15万円。
- 勧誘に成功すると、その分の10%にあたる1万5千円分がポイント還元される仕組み。
勧誘(チームビルディング)ノルマ
- 弟子として新たな仲間を増やすべく、駅前やイベント、マッチングアプリなどで勧誘する。
- 転職・シェアハウス入居など、生活を丸ごと集団に合わせるように圧力をかけられる。
“洗脳”の要素
- 周囲に相談しづらいような状況をつくり、他の価値観を排除。
- 「事業家集団環境を辞めるなんて、甘い!」と脅されるケースも。
実質的に自由が失われ、借金も増える…。こうした悪質な構造で損をするのは弟子たちばかりです。
ワクセル株式会社と嶋村吉洋、住谷知厚の関係
改めて、事業家集団環境とのつながりが指摘されるワクセル株式会社についてまとめておきます。
会社名 | ワクセル株式会社 |
代表取締役 | 嶋村吉洋 |
総合プロデューサー | 住谷知厚 |
主な事業内容 | 「プロジェクト立ち上げ」「スキルアップ講演会」「メディア発信」など |
しかし実際の収益源が不透明。
SNS上でワクセル関係者と、事業家集団環境を応援しているアカウントが重複。
こうした点から、「実態は事業家集団環境が稼ぎ頭で、ワクセルは表向きの顔に過ぎないのでは?」と言われています。
事業家集団環境はおすすめできない!その理由
ここまで紹介したように、事業家集団環境はあらゆる面で”おすすめできない”要素が山積みです。
最後に、もう一度ポイントをおさらいします。
1. 借金リスクが大きい
毎月15万円の商品購入を自己投資と称して強制されるため、資金繰りに苦しみやすいです。
最初は「将来の夢を叶えるため」というポジティブな言い方をされますが、結局メンバーは買わされるばかりで収益を得られないケースが目立ちます。
2. 勧誘手法が巧妙で悪質
多くの若者を取り込みやすい仕組み(街コンやアプリの活用)や、グループ活動による監視体制など、一度足を踏み入れたら逃げにくいです。
3. 口コミや評判も不安要素が多い
私のLINE相談やYahoo!知恵袋など、複数のリアルな声で明らかになっているトラブルは後を絶ちません。
さらに、内部事情をネットで暴露すると「個人情報の晒し」や「嫌がらせ」があるという噂も…。
4. ワクセル株式会社との関係性もグレー
嶋村吉洋や住谷知厚がトップにいるワクセル株式会社と、事業家集団環境の関連性は未だに確証こそありません。
ですが、SNS上の動向や事業内容の共通点から「つながりは深い」と見るのが自然でしょう。
副業や投資で本当に稼ぎたい人へ【ダイスケからの提案】
私(ダイスケ)も副業詐欺や投資詐欺に引っかかり、借金300万円を背負った辛い過去があります。
だからこそ、将来の不安を解消するために何か新しいことにチャレンジしたい気持ちはすごく理解できます。
でも、事業家集団環境のように”怪しい”組織に入ってしまうと、借金まみれで余計に苦しくなるのが現実。
勧誘されたらぜひ冷静になって、「この集団は本当に信頼できるのか?」をしっかり考えてみてください。
まとめ:事業家集団環境は2025年現在もやばいマルチ商法まがい
今回紹介した内容をまとめると以下の通りです。
- ニュースで取り上げられても活動を続けるほど巧妙
- 毎月15万円の自己投資を強制し、借金を背負うリスク
- ワクセルや嶋村吉洋らとの関連性も指摘されている
- 「将来の不安」を逆手に取り、人間関係を壊されてしまう恐れ
マルチの集団は、あたかも真っ当な組織をフリをして近づいてきます。
もし、少しでも怪しいと感じた際は、すぐに身近な方に相談するようにしましょう。